新築後でも遅くない!外構工事で叶える美意識の高い住まいづくり
- yoshimura821
- 8月15日
- 読了時間: 10分
更新日:8月19日
新築住宅の計画に集中するあまり、外構工事が後回しになっていませんか?引き渡し後でも外構工事は問題なく行えますが「生活しながらの工事は支障がないか」「新築時の外構工事とどこが違うのか」と不安に感じる方も多いでしょう。この記事では、上質な住まいづくりを目指す方に向け、引き渡し後の外構工事のポイントや新築時との違いをわかりやすくご紹介します。
外構工事は引き渡し後でも安心して進められる
外構工事は、家の引き渡し後にゆっくり計画して施工することも十分可能です。新築と同時に急いで外構を仕上げると、妥協したり間違った判断をしてしまったりすることで、満足のいく仕上がりにならないリスクもあります。落ち着いたタイミングで、じっくりと外構工事を検討するのも賢い選択です。
外構は住まいの景観を左右するだけでなく、快適な暮らしのための機能性も大切です。外構デザインは、カタログやイメージ図だけで判断するより、実際に住んでみて気づくことも多いものです。例えば「庭でバーベキューやガーデニングを楽しみたい」と考えて広い芝生を作っても、生活を始めると「もう少し広いコンクリートスペースが良い」と感じるかもしれません。ウッドデッキやフェンス、植栽は生活に支障が出ることは少ないため、焦って計画する必要はありません。
ただし、外構工事の予算はしっかり確保しておくことが重要です。インテリアや家電だけでなく、外構工事にかける費用も準備しましょう。一般的に外構費用は建物費用の約10%が目安ですが、こだわりの外構デザインを明確にした上で予算計画を立てることが大切です。

新築外構工事と引き渡し後の外構工事との違い
新築住宅の完成と同時に行う外構工事と、引き渡し後に行う外構工事にはいくつか違いがあります。それぞれの違いを理解しておくことで、ご家庭のライフスタイルや状況に合わせた外構工事のスケジュールを立てやすくなるでしょう。
満足度の高い外構を実現するためにも、どのような点が異なり、どのような注意点があるのかを事前に把握しておくことが重要です。
外構工事の専門業者を自由に選べる
引き渡し後の外構工事では、ご自身で好みの専門業者に直接依頼できる点が大きな魅力です。新築時にハウスメーカーを通す場合、契約業者に限定されるため、外構デザインの希望が伝わりづらいケースもあります。
しかし、引き渡し後の外構工事は専門業者と直接細やかに打ち合わせができ、理想の外構デザインを実現しやすくなります。
外構工事がスムーズに進む安心感
引き渡し後に外構工事を行うことで、他の工事と重ならず、外構業者が余裕をもって施工に取り組めます。複数の業者が同時に作業を行うと、資材の置き場が限られたり作業スペースが狭くなったりして、工事の進行に支障が出ることも少なくありません。
引き渡し後に外構工事を実施すると、こうした重複による遅延やトラブルを避け、スケジュール通りに工事を完了できるでしょう。
時間をかけて理想の外構デザインを決められる
新築時に外構工事を同時進行する場合、図面をもとに計画を進めますが、実際に住んでみると気づくことが多々あります。例えば、外からの視線や玄関の使い勝手、駐車スペースや植栽の配置などは、実際の暮らしを経験して初めて見えてくるポイントです。
引き渡し後に外構工事を行うことで、こうした細かな気配りを反映しながら、じっくり時間をかけて理想の空間を計画できます。生活を実感しながら一つひとつの要望を見直し、納得のいくデザインを追求できるのが最大のメリットです。
吉村建設では、デザイン・機能性・安心にこだわった外構ブランド「フルフィルガーデン」をご提案しています。フルフィルガーデンは、香川の自然と調和した唯一無二の外構デザインを実現でき、住む人の価値観に寄り添います。
工事期間中は駐車スペースを使えないこともある
引き渡し後に外構工事を行う際、工事の内容によっては一時的に駐車スペースが使えなくなる場合があります。そのため、近隣のコインパーキングや別の駐車場を事前に確保しておくことが大切です。
車をお持ちの方は、工事業者と駐車可能な期間や場所について十分に確認し、スムーズに対応できるように準備をしておきましょう。
引き渡し後の外構工事が適している方
外構工事のタイミングは、ご家庭の状況や予算によって変わります。新築と同時に行うのがベストな場合もありますが、落ち着いた環境でじっくり進めたいなら、引き渡し後に外構工事をするのが適している方もいます。
ハウスメーカー以外の専門業者に依頼したい方
引き渡し後の外構工事なら、ご自身の理想に合った専門業者へ直接依頼できます。ハウスメーカー経由の工事では選択肢が限られがちですが、引き渡し後なら自由に業者を選べるため、こだわりをしっかり反映できるのが大きな魅力です。
外構は住宅と同じく、これからの生活の土台となる大切な空間です。妥協せずに理想の仕上がりを追求したい方には、引き渡し後の外構工事が最適といえるでしょう。
変形地や狭小地の外構工事を検討している方
土地の形状が独特な場合や限られた広さの狭小地の場合は、複数の工事業者が同時に作業するのが難しいことがあります。そのため、引き渡し後に外構工事を行うことで、他の業者との工事が重ならず、スムーズかつ丁寧な施工が可能になります。
制約の多い環境だからこそ、落ち着いて細部までこだわった工事を実現したい方に、引き渡し後の外構工事は最適な選択といえるでしょう。
できるだけ早く新居に入居したい方
外構工事を後回しにすることで、新居の引き渡しを早めることが可能です。現住居の退去日が迫っている場合、できるだけ早く新居へ移り住みたい方にとっては、大きな安心材料となるでしょう。
ただし、焦って外構計画を進めると、後から後悔するような選択をしてしまうこともあります。新居での生活を実際に体験しながら、ゆっくりと理想の外構を計画していくことをおすすめします。
引き渡し後でも最低限整えておきたい外構設備
引き渡し後に外構工事を進める場合でも、新居での快適な生活を支えるために、最低限整えておくべき外構設備があります。これらをあらかじめ準備しておかないと、日常生活に不便が生じることも考えられるので、事前に確認しておきましょう。
ポスト
ポストは、新居での生活に欠かせない設備の一つです。ポストが設置されていないと、重要な郵便物が届かず、契約書類や個人情報、地域からの大切な通知を見逃してしまうリスクがあります。トラブルを防ぐためにも、必ずポストを準備しておきましょう。
外構工事が完了するまでは、仮設のポストでも問題ありません。簡易的な収納ボックスやカゴを活用し、雨風を防ぎつつ配達員が見つけやすい場所に設置すると安心です。
インターホン
訪問者をスムーズに迎えるためにも、インターホンを必ず設置し、使用できる状態にしておきましょう。仮設のインターホンでも十分対応可能です。仮設のインターホンを簡易的に取り付け、後から本格的なものへ交換も可能です。
設置にあたっては、外構工事を担当する業者に相談することをおすすめします。業者によっては、仮設インターホンの手配や取り付けサービスを提供している場合もあるので、お任せすると安心でしょう。
駐車スペース
車をお持ちの方は、駐車スペースの確保が不可欠です。土のままだと埃や泥により車体を汚してしまうため、快適な生活のためにも早めの対応をおすすめします。特に、コンクリート施工前に砕石を敷いておくと、後の工事もスムーズに進みます。
これらのポイントは、外構工事を本格的に進める前の最低限の準備です。新居での生活を快適に始めるためにも、しっかりと整えておきましょう。
理想の外構を実現するために、事前に施工事例の確認を!
外構工事のご依頼を検討される際、どのような空間を目指すか悩まれる方は多いものです。当社は洗練されたデザイン性と高い技術力を誇り、多くの実績を積み重ねてきました。これまで手がけた施工事例をご覧いただき、ご自身の理想に近いイメージを見つけてみてください。
無機質な駐車場を洗練されたデザイン空間へ変える外構工事
車や自転車の通行に耐えるため、駐車場には耐久性の高いコンクリートが一般的に用いられます。しかし、黒やグレーなどの落ち着いた色調が中心となるため、どうしても無機質で味気ない印象になりがちです。
そこで、コンクリートの施工にあえて目地を設けることで、空間にアクセントを加える手法があります。この目地部分にピンコロ石やレンガ、砂利などの異素材を組み合わせることで、上質でおしゃれな演出が可能です。たとえば、白玉砂利を用いた目地は空間を明るくし、黒を基調とした高級感あふれる建物の外観をさらに引き立てる効果があります。
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枕木とスタンプコンクリートが調和した上質な外構デザイン
外構デザインの魅力を高める秘訣は、住宅の外観と外構空間の調和にあります。素材やカラーを統一することで、一体感のある洗練された空間の演出が可能です。当社は豊富なデザイン知識と高い技術を活かし、お客様の多様なご要望に応え、理想の住まいづくりをサポートしております。
こちらの事例では、枕木と2種類のスタンプコンクリートという異素材を巧みに組み合わせています。駐車場部分にはヨーロッパの石畳を彷彿とさせるフレミッシュスレートの型押しを採用し、清潔感あふれるホワイトカラーが上質な空間を演出しました。アプローチにはヴィンテージウッド調のスタンプコンクリートを用い、駐車場と住宅の白い外壁が美しく調和しています。さらに、お庭と駐車場の境界に設置された枕木が、両者をつなぐ統一感を生み出しているのも特徴です。
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住まいの美観を守る機能的な外構工事
土のままの駐車場は、雨天時の泥はねで住宅の外壁や車の美観を損ねてしまいます。また、雨上がりの地面の凹凸は歩行の不便さを招き、車の出入りも難しくなりがちです。こうした課題を解決し、見た目も美しい駐車場を実現するには、耐久性に優れたコンクリート施工が最適です。ただし、コンクリートは水はけが悪いと苔やカビが発生しやすく、見た目の悪化だけでなく滑りやすさから転倒リスクも高まります。そこで傾斜を設け、水路を確保する細やかな施工が不可欠です。
こちらの施工事例では、もともと低かった地盤をスタンプコンクリートで適切な高さに調整しました。排水性能を高め、泥はねによる汚れを防止しています。当社は、こうした住環境に即した外構工事を行い、優れたデザイン性と快適な暮らしやすさを両立した空間づくりをお約束します。
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耐火性と美観を両立したファイヤーピットの外構工事
新築住宅にファイヤーピット空間を設けることを検討される方もいるでしょう。ファイヤーピットを設置する際は、バーベキューなどを安全に楽しむだけでなく、油や食べ物の飛び散りに対しても手入れがしやすい床材選びが重要です。耐久性・耐火性に優れ、水で簡単に汚れを洗い流せるコンクリートは、その用途に最適な素材と言えます。ファイヤーピットの美観を長く保てるのも大きな魅力です。
当社の得意とするスタンプコンクリート施工では、多彩なカラーやデザインが選べるため、理想のイメージに合わせて自由にカスタマイズ可能です。こちらの事例では、石材を模したスタンプコンクリートを採用し、高いデザイン性と耐火性を兼ね備えたファイヤーピットを設置しました。
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まとめ
外構は住まいの第一印象を左右するだけでなく、毎日の生活をより快適かつ便利にする重要な役割を担っています。家族が日々過ごす空間だからこそ、機能性とストレスフリーを両立した計画が欠かせません。ご家族のライフスタイルに寄り添い、細部にまでこだわった理想の空間づくりを叶えましょう。吉村建設では、お打ち合わせから設計、施工、そしてアフターメンテナンスまで一貫して自社で対応し、完成後も責任を持ってサポートいたします。外構工事のご相談は、ぜひ私たち吉村建設にお任せください。理想の住まいづくりを一緒に叶えましょう。